もりりた

ウルヴァリン:X-MEN ZEROのもりりたのレビュー・感想・評価

ウルヴァリン:X-MEN ZERO(2009年製作の映画)
3.5
父の悲劇を目の当たりにしたジェームスの能力が覚醒、兄ビクターと共に家を出る。兄弟で戦争に出向き活躍する姿を見ていたストライカーが彼らを特殊部隊に勧誘。あるミッションの最中兄と部隊の非道義的な行動を見て離脱を決意するが、ジェームスは既に彼らの企みの対象になっていた。

血清を注入されたりエネルギー放射は慣れたけど謎の金属をたっぷり流し込まれる誕生秘話は正気と思えずちょっとウケた笑 でもアダマンチウムの切れ味は凄くて大ジャンプでヘリコプターを切断したり子供の檻をザクザクしていくシーンはカッコ良い!ゲームでしか知らないセイバートゥースやガンビット、サイクロプスが見られたのも興奮!ローガン自体は至って真面目なんだけど暴走兄に翻弄されストライカーに騙され、お世話になった老夫婦が犠牲になりケイラともあれこれあって通して不憫過ぎた!

ケイラが名前の由来を語ったり兄弟で共闘するシーンも熱かった気がするがあまり記憶には残らず笑 旧友ミュータントと再会、ストライカーのきな臭さを知るミステリアスな展開もあっさりビクターにやられ結果淡々としていた印象。お喋りと剣術で比較的キャラ立ちしてたウェイドがなぜがウェポン11という仰々しい名前のヴィランに変えられ脅威以前に設定に疑問が笑 歩き続けるストライカーに生き別れなビクター、おまけにウェイドも目を覚まして何かスッキリしないのも気になったな…

ミュータントとしての宿命、兄弟の絆の陰陽にそれでも自分の力で大義を全うする等色々メッセージがあった気がするけど掴み所はない印象でした。強面だけど実は優しいローガンの人柄は伝わったよ!
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