相米慎二監督の映画はやっぱり好きだなあ。
相米監督のわちゃわちゃした背景の後ろで登場人物達が躍動する演出はご飯足りなくなるくらい好き。
言われずとも料理作ったり、割れたガラス黙って片付けたり、いやそれ悪いの祐介ですよ、ってなる場面が多いのは時代なのでしょうか。
ちょっとした演出が登場人物の感情や暴力性や弱さや狡さを描き出していて、終盤の学園祭のもぐらたたきのシーンの静かなエモに帰結するかんじ本当に好き。
アイドル映画の皮を被った何か。ションベンライダーと同じく、うる星やつらと同時上映だったそうで。