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眠狂四郎 勝負のうぐいすのレビュー・感想・評価

眠狂四郎 勝負(1964年製作の映画)
4.5
眼福…兎にも角にも、雷蔵様の美しさといったらない。

御面相にうっとり、円月殺法の立ち姿も美しく、美し過ぎて、狂四郎自身が研ぎ澄まされた刃物のようでありながら、ふと零すニヒルだけどアンニュイな「人らしさ」とのギャップが、また、たまらないです。

綺麗どころも出演しているのですが、どこを切り取っても雷蔵様のが美しくて、色気も溢れんばかりで、ちょっと女優さん、かわいそうなくらい。

割とセリフ回しも現代的なところが、逆に好きです。
ストーリーとしては、悪政や飢饉で物価高で庶民が苦しんでいて…って、なんだか昨今の世の中で起きてることに重なるようにも感じて、いつの世もなぁ…と、思ってしまいました。

あぁ、眼が、嬉しかった。
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