ロイローランド監督作品にハマれたことがなかったが、これはなかなか面白かった。

兄弟それぞれ警官に。
汚職刑事の兄と真面目な弟。
同じ人を愛するからこれまたややこしい。

ギャングと警察との緊張感。
ギャングの女の悲壮感もなかなか味わい深い。

全編静かめに語られる。
クライマックスもほんのり余韻。
父に弟に、、、相棒に。

ジャネットリーとアンフランシスが華を添える。リーは兄弟に愛される女、フランシスはギャングの女。それよりも情報屋のおばちゃん（オリーブキャリー）が要所要所で気になる存在に😏。

役者陣の好演で、
作品の魅力が増していた👍。

これは、なかなか面白かった！
若干のモヤモヤ感残るところもあったが許容範囲かと…🤗

警官兄弟は同じ警察署に勤務しているが、兄クリストファー（ロバート・テイラー）はマフィアと繋がりのある汚職警官、弟エディ（スティーヴ・フォレスト）は実直な警官。この２人が殺人事件に絡んで展開するノワール映画😎

まず、「ここは俺のテリトリーだ」と言った男が電話ボックスで麻薬売買をしていた男を刺殺する場面から始まる。店の外を巡回していた警官が「駐車違反だ」と車に乗った男に告げたところ、その車に乗った男が刺殺犯。犯人の顔をバッチリ見たのが弟警官エディだった。エディの目撃により殺人犯が逮捕されそうになるところで、汚職まみれの兄警官クリストファーにマフィアから「大金を出すから、この事件を水に流せ」と電話がかかってきて、クリストファーはエディの説得を試みるが、エディは拒否。
エディに拒否されたので、クリストファーはエディの恋人（ジャネット・リー）に説得を試みるが、こちらも拒否。
マフィアのボス＝ボーモント（ジョージ・ラフト）に呼ばれて、彼の元に行ったクリストファーは弟に危険が及ぶことを知り、弟を探すが見つからない。そしてボーモントに棄てられた情婦（アン・フランシス）から、弟が射殺されたことを聞いたクリストファーには正義の気持ちが生まれ、マフィア逮捕もしくは復讐のために行動する。
そして……といった展開のドラマ。

本作でのロバート・テイラーは序盤は悪人、後半は弟の復讐心に燃える男を見事に演じていた🙂
また、ジャネット・リーは『サイコ』（1960年）より数年前の本作では、だいぶ若く見えるが、相変わらず美人😍
そして本作で「なかなかレアな場面だなぁ…」と思ったのは、ジャネット・リーとアン・フランシスが同じフレーム内に収まる場面。これはなかなか観ることが出来ない場面だろう😊💕

テンポよく流れる展開なので飽きるような場面は無く、悪徳警官が新聞売り女性との裏情報売買など細かいやりとりも丹念に描かれていて面白かった😊

ただ、脇役として登場する女性たち……ジャネット・リー、アン・フランシス……が、物語の最後でどうなっているのかがフェイドアウトしてしまったのは惜しい気がした😅

それでも、なかなか面白い映画🎥🙂✌️

Rogue Cop[Robert Taylor ]1954_PARENTE,Noir
ジャネット・リー

• #＠アメリカ2
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