初っぱなのシーンから偏差値低そうで、「イエーイ!いまそんな気分だぜぇ!」ってなりました。笑
(※諸事情により英語字幕で鑑賞。だいたい内容はわかってると思うが、スラングとかがよくわかってないです。)
ジェシー・アイゼンバーグを楽しみたくて見たんですけどね、なんでジェシーってあんなに情けな~い頼りな~い男の役が似合うんでしょうかね??
他の映画でインテリ役もやって、そっちもハマってるのに振り幅すごくないかい?
ピザ屋の配達員として特に誇りを持つわけでもなく、投げやりな態度で生きているニックが主人公なわけですが、そんなニックがたいへんな困難に巻き込まれたことをきっかけに生き方を改め、新な目標に向かって進みはじめる…
と思ったら大間違いです。
特に登場人物の成長とかないの。
インポッシブルなミッションをスマートにポッシブルにするとか、そんなんでもないの。
頑張ってるんだけどね、彼ら。格ゲーやったことない人がめちゃくちゃに操作してラッキーで大技出すみたいなそんなノリ。
一番「こいつアホやん」と思ったのはやっぱりドウェインですよね~。
ビジネスをはじめるアイデアがあるなら素直にそっちを頑張ればいいだろ。お父ちゃんに最初だけ手伝ってもらってさ。
いやわかるよ!ムカつくのはわかるよ!でもお前が悪いからな!ちゃんとすればちゃんとなるから!
っていう。
でなぜかドウェインみたいな奴の隣にはちょっとバカだけど優しい腰巾着がいるんだよな。私はトラヴィスけっこう好きだったよ。
ドウェインみたいに思いきって相手を脅せないところがマヌケコンビ感強めてる。
全然ワークしないジョークのオチが可愛い 笑
巻き込まれる二人組と巻き込む二人組がどちらも友達同士っていう設定も好きでした。
それぞれの結束、それぞれのすれ違い、それぞれの仲直り、そしてそれぞれの未来…とかっこつけていうほど輝いてもいない結末。
ちょっとバカかな?と思って見てたのにドウェインの暴走に鋭く気づいて対処し、しかも言いたかったことまでビシッと言っちゃうトラヴィスと、最初は「俺のキャリアがぁ…」って感じだったのにニックより強盗っぽいこと言うチェットから熱い友情を感じた。
お、いや待て、二人とも熱い友情の使い方間違ってるぞ!
ペーニャ先輩出てるのよ。
これがまた絶妙な小者感というか、プロの殺し屋っていうよりプロのチンピラ(そんなものはない)。アマチュアチンピラ(そんなものはない)より迫力あるけど敵に回してもそこそこ大丈夫そうなんだよなぁ。 笑
エンドクレジットの後のおまけまでずーーーっとふざけてる映画。
男性諸君、世の中にはああいう大人のサービスもする日焼けサロンが実際に存在するのか?世の中のルールを守って営業すればそれなりに成功しそうな気がしてならない。