最近何となく自身の点数の付け方を振り返ってみると高得点付けてる作品
僻地の学校物
音楽作品で自身のファン度が高い物
ナンセンスなコメディ物
青春物
そしてこの作品のようなナチス物
この作品はそれに法廷も絡むから点数高く付けがち😅笑
今回はかなり衝撃的な書き込みになるかも知れません
御注意お願いします⚠️
コスタ=ガウラス監督作品
アン(ジェシカ・ラング)はハンガリー🇭🇺からアメリカ🇺🇸へ移民してきた父マイク(アーミン・ミュラー=スタール)の娘
兄と共に父親の愛情を受けながら移民として苦労しながらアメリカで育ち弁護士になった
今は離婚しているが元夫との間に1人息子がいる
ある日、ハンガリー政府からマイクが戦争犯罪人でユダヤ人虐殺に関わっているとして身柄の引き渡しを要求される
マイクは身に覚えの無い事だと一貫して無罪を主張
アンも心優しき父親がそんな事に関係しているとは到底信じられず父から頼まれた弁護を引き受ける
元夫の義父は法曹界でも顔が利く
ホントにやってないんだなと釘をさされた
裁判が始まり数々の疑惑が浮上するがアンは敏腕でことごとく退けていく
しかし父マイクも一貫して否定しながらも農夫だったのが警察務めだったなど細かい嘘が出てくる
果たして自身の父親は戦争犯罪人なのか?違うのか?
サスペンス仕立ての法廷劇
以下ネタバレ
かなり骨太で王道な戦争犯罪法廷物
タイトルの意味するものとは。。
アンは法廷で被害者の信じられ無いぐらいの聞くに耐え難い非道な虐殺話を聞くうちに猜疑心が芽生えてくる🌱
そんなことはないと自身に言い聞かしそれを打ち消して法廷に挑むのだが遂に証拠を見付けて絶望してしままう
自身の親が非道なことをしていたらどう思うだろう。。
一旦は証拠不十分で無罪とされた父親
アンの告発は父のハンガリーでの処刑を意味する
レイプや殺しが日常的に行われていて麻痺していたとしてもとても許されない行為
しかし自身にとっては育て上げてくれた優しき父親
アンのように告発出来るだろうか。。
以前もアメリカで詳細は忘れたが証人として娘が出廷しレイプ犯だったか殺しだったかの父親の罪を告発した事件があった。。
彼女は未成年だった。。
自身もおじいちゃんが戦争行っていたのでどんな生活だったのか気になったことがあったけど怖くて聞けなかった。。
かなり以前に母親に聞いた話ではパート先へ販売の応援に来られていたメーカーの方が戦争に行かれていた方だった
その方は嬉々として当時の話をされていたそうで。。
妊娠中の中国娘が歩いてくる
すると男か女か賭けるのだという
そして難癖をつけ生きたまま日本刀で腹を裂き胎児を確認するのだそうだ
母親はトイレに行って戻したという。。
その方もとても良い方なので嬉々として嬉しそうに語るので怖かったそう
その方にも子供や孫が普通にいるのだろうなぁ。。
もうかなり前の話だから孫も結婚されているんだろう。。
僕も別の方に子供の頃に中国で戦争中レイプしていた話を聞いた
皆、普通にやってたし姑娘クーニャンなんでいいのだそうだ
指を下りながらえーと何人だったかなと嬉しそうに数えていた
この人がおじいちゃんなら嫌だなと思った
この作品のリアルな所は最後に父親と対峙したときアンが泣きながら訴えても父親から一片の反省も出てこなかったこと
戦争だから仕方ない。。
いつものことだが思想と宗教は恐ろしい