しろたん

学校のしろたんのネタバレレビュー・内容・結末

学校(1993年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

担任教師の黒ちゃんは、生徒の気持ちに寄り添おうと一生懸命になってくれる、理想の先生。
生徒たちは友達みたいに接してくるし、反抗もしてくるし、一見舐められてるようにも見える。でもそれは心を許しているからしてくることで、生徒たちは先生の愛情を感じて、心の拠り所にしていろんなことを学んでいく。
私が知ってる先生っていうものは威厳があって逆らっちゃいけない人というイメージ。黒ちゃんみたいな生徒たちにとって本当に良い先生はなかなかいない。

夜間中学というものがあることをこの映画で初めて知った。学歴のためにとなんとなく大学まで行った自分より、自ら勉強したいと思って通う人々は素晴らしいと思ったし、実のある時間を過ごしているんだろうなと思った。

最後の、黒ちゃんの幸せについての授業、えりこが先生になりたい!という思いを伝えるシーンが泣けた。
しろたん

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