Canape

私の愛情の対象のCanapeのレビュー・感想・評価

私の愛情の対象(1998年製作の映画)
3.4
ゲイのジョージを同居人に迎えたストレートのニーナの愛と友情の物語。ジェニファー・アニストン。ジョージがもんのすごく優しいのをいいことに、子供が生まれたら一緒に育てて欲しいとあり得ない提案をしてくるニーナ。自己中を友情というみミノに被せた好きの気持ちのごり押しです。夫に感じない居心地の良さと幸せな気持ちが恋心に変わって、なんでよりによってゲイなのよ、バイだったらよかったのにって思う気持ち。一回恋愛のフィルターを通ったら気持ちの切り替えなんてすぐできない。所詮ストレートだろうとゲイだろうと友情と恋愛はタイミングと思いの一方通行の紙一重で繋がっていると思う。でも根本は変えれないからね。それが時間をかけて自分も相手も成長してどう実を結ぶかは自分と相手次第。求めた相手と結ばれなくても、それが人生の終わりじゃないよね。ザ・アメリカンハッピーエンドに多少無理やり感感じたけど、なんか後ろ姿にほっこりしたから良しとしよう。20年前の作品とは思えない今に通ずる愛の難しさが詰まった今品は、監督は好きな映画の一つ、センターステージのニコラス・ハイトナーでした。
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