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阿賀に生きるのKHのレビュー・感想・評価

阿賀に生きる(1992年製作の映画)
3.5
撮ったというより、そこにカメラを置いた様な感覚だった。阿賀野川に生きる人々(漁をしたり、船を作ったり、田んぼ作業をしたり)と共に3年間住み込みで撮った作品。
ダムが建設され鮭が来なくなり、阿賀野川に有機水銀が流されたことにより新潟水俣病が引き起こされたりと、至る所に傷が隠されている。それでも阿賀に生きる(もしくは生きなければならない)という圧倒的なリアリティを見せつけられた。
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