小さい頃なんとか頼み込んで映画館で鑑賞。しかもロケした函館の東宝で観れたというのは一生の思い出。JUDY AND MARY誕生のエピソードも有名だけれど、この時代に「まだまだ燻ってなんかいないぜ」とばかりに深作組のどデカい花火が洞爺湖から函館から室蘭に至るまでぶち上がりまくる。
若者、負けるな、を中年、負けるなに目線は変われどやはり時代を作った人のアクションは撮り方が違う。仁義なき銀行強盗現金争奪戦、北海道編。予算の関係であまり派手に最後のシーンは撮影できなかったが、たくさんパトカーがいるようにうまく見せたのはやはり現場で培われた映画人としての知恵か。
仁義なき戦いをリアルタイムで観れなかった、うらやましいなあと思った少年はしばらく映画館を出たくなかったです。
ハリウッドに負けない火薬量
日本ならではのカーアクション
深作組の意地と誇りが爆発するアクションエンタテイメント、是非!