幕末、幕府と薩長、どちらにつくか決めかねる小藩に、3人の黒人が漂着する。扱いに困る家臣達だが、好奇心旺盛な城主は彼らに会いたくて仕方ない。ようやく会えた時、彼らの奏でるジャズに、領主のみならず家臣も熱狂していく。
非常に好みが分かれそうな作品なんだけど、個人的はかなり好き。どうやったらこんなの思いつくのか不思議。
小さな島国で権力争いで殺し合う幕府・薩長を尻目に、ジャズに熱狂する人々。仕事や成功が人生の全てじゃない、楽しむ事が大事だというメッセージだと勝手に解釈。
小さな悩みなんてどうでも良くなる、不思議と元気をもらえる映画。