菩薩

モルグ街の殺人の菩薩のレビュー・感想・評価

モルグ街の殺人(1932年製作の映画)
4.0
たかだか60分の中でポーとキングコングとルノワールのピクニックとフランケンシュタインとこち亀と妖怪人間ベラ・ルゴシやってるとか密度が高すぎるし、「人間は進化した、そして愚かになった」ってメッセージ性も感じられていい。でもブランコのシーンは普通に激酔いする…。デュパンがイチャコラする度に「頼むからお前が死んでくれ」って思っちゃったのは秘密だけど、恋人のお母さんの殺され方&発見のされ方とか普通に今観ても戦慄が走るし、死体安置所のベットから垂れ下がる手とかリアル過ぎる。デュパンの同居人が作ってくれるマカロニ(?)がクソまずそうだった。全部の映画がこのくらいの尺だったら良いのにって心の底から思った…。
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