エドガー・アラン・ポーの超有名作の映画化で、主演はベラ・ルゴシ。1932年の作品で、時期的にルゴシの黄金期ですね。
「…ルゴシ?何の役だ?少なくともデュパンじゃないよな?」と思いながら見始めたら、…
蓮實重彦が『ハリウッド映画史講義』のなかで、「必ずしも成功した作品とはいえない」と評している作品ですが、「成功」していないのは興行面での話であって、芸術性のことではないと思われる。監督ロバート・フロ…
>>続きを読む猿人エリックがブサイクです。
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エリックは人間の魂を持つ野獣です。
劇中ではもちろん着ぐるみです。
見ててもよくわかりませんでしたが、解説とか読むと、どうやらエリックの花嫁探…
『キングコング』(1933)を先取ったクライマックスの展開はなかなか良き。
本物と着ぐるみを併用した猿(セリフでは"ape"(類人猿)、字幕では”ゴリラ”)の表現も頑張っていたと思う。
ただ、ベラ…
惚れ惚れするくらいに犯人隠す気なし。これだけ好き勝手原作いじり倒しても、犯人はなんたら語喋ってた!、いや、かんたら語だ!てとこは律儀に原作に忠実なのが、なんか面白い。たしかに犯人わかってても、そこは…
>>続きを読む原作は、世界初の推理小説であり、同時に初めての「密室殺人」もので、ポーのみならず、推理小説界でも歴史的な名作である。
で、映画はというと、全くの別物だった。
この会社の前作の「フランケンシュタイン…
あまりにも芸術的な原作をあまりにも忠実にユニバーサルホラーテイストにしたてあげようとしたら。ただのありきたりなキングコング系怪獣映画をさきどりしてしまっただけになってしまっただけ。そんな。このやりす…
>>続きを読むユニバーサルホラーの名作…とは言い難いほどに認知度の低い作品…
小説というか…このタイトル自体は有名なんだけどなあ…
しかもその道の御大ベラルゴシさんがマッドサイエンティストとして顔芸しまくりっ…