ポーによる、世界初の推理小説「モルグ街の殺人」を大胆に翻案し、さらってきた女にゴリラの血を輸血するマッドサイエンティストを、怪奇俳優ベラ・ルゴシ先生が怪演。
ゴリラが美女を攫う、と云う、『キングコン…
ところどころ、カキワリやセットで出来た、いかにもな表現主義っぽい?シーンがあって、美術は楽しんで見れた。
最後、パリの屋根の上を猿人が渡ってゆくシーンは、「リーグオブ…」とか「ヴァンヘルシング」の…
原作のミステリー的要素が消え失せている。マッドサイエンティストやキングコング的展開などのオリジナル要素入れるけど、原作にあった「あれは何語だ」の展開など、割と中途半端に原作要素入れてる。モルグ街の殺…
>>続きを読む医学生ピエールと恋人カミーユは見せ物小屋でミラクル博士が紹介する猿人エリックを見る。博士には猿人を使った野望があった。
印象的なシーン
・猿人はカミーユを気に入る
・カミーユを尾行
・売春婦の腐っ…
エドガー・アラン・ポーの超有名作の映画化で、主演はベラ・ルゴシ。1932年の作品で、時期的にルゴシの黄金期ですね。
「…ルゴシ?何の役だ?少なくともデュパンじゃないよな?」と思いながら見始めたら、…
蓮實重彦が『ハリウッド映画史講義』のなかで、「必ずしも成功した作品とはいえない」と評している作品ですが、「成功」していないのは興行面での話であって、芸術性のことではないと思われる。監督ロバート・フロ…
>>続きを読む猿人エリックがブサイクです。
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エリックは人間の魂を持つ野獣です。
劇中ではもちろん着ぐるみです。
見ててもよくわかりませんでしたが、解説とか読むと、どうやらエリックの花嫁探…
『キングコング』(1933)を先取ったクライマックスの展開はなかなか良き。
本物と着ぐるみを併用した猿(セリフでは"ape"(類人猿)、字幕では”ゴリラ”)の表現も頑張っていたと思う。
ただ、ベラ…
惚れ惚れするくらいに犯人隠す気なし。これだけ好き勝手原作いじり倒しても、犯人はなんたら語喋ってた!、いや、かんたら語だ!てとこは律儀に原作に忠実なのが、なんか面白い。たしかに犯人わかってても、そこは…
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