-東京タワーの麓で眠りについた僕の母親の小さなはなしです
田舎で夢を見ていた時も
東京で何者にもなれなかった時も
何者になった時も
オカンはずっとオカンで
ただ優しく見守っていてくれた
でもずっとそのままでいられるはずもなく
時は穏やかに残酷に、流れる
それでも、東京タワーはずっとそこにあった
そしてこれからもずっとそこにある
オカンと僕も、ずっとそこにある
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とてもあたたかくて
母に包まれているかのような映画だ
オダギリジョー、樹木希林の自然さと気取らなさが作品を観るもののものにしてくれる
宮崎あおいがかわいすぎた