miku

パンドラの箱のmikuのレビュー・感想・評価

パンドラの箱(1929年製作の映画)
-
ルイーズ・ブルックスのかわいさが時空を越えていて恐れ入る。100年近く前ってどうなってるの。近づく者すべてを破滅に導く魔性の存在だけど、流されるがままに生きてたらそうなっただけで、本人にはまったくその気はない。女性は男性に依存しなくては生きていけない、という社会構造が彼女をもぶっ壊しただけ。パンドラの箱って最後には希望が残るんじゃないんですか。しかし、かわいさには自覚がある。軽業師の腕につかまってブラブラし始めちゃった日には、もうね。世界の映画史の中で一番好きな顔の女優さんかもしれない。ルルは伝説。
miku

miku