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北極圏対独海戦1944/トルペド航空隊のmhのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

北極海に面した基地にいるソ連の航空隊(雷撃隊)のお話。
序盤と終盤こそアクションシーンがあるものの、物語のほとんどが、基地の日常と人間ドラマ。
歯を鍛えるとか、歯を鍛えるのはやめたほうがいいとか、時計投げ捨てるのとか、独特なユーモアがいいね!
プロペラについてる水滴とか、風邪を表現するわけでもないクシャミとか、翼の上を歩いて搭乗するとか、顔面神経症を患っている主人公とか、フォーカスしてくれる細部も気が利いてて目が喜んでる。
カラーと白黒が混在するアクションシーンがいい感じに脳を揺さぶってくれて心地よかった。
ミリオタの皆さん的には、メインで登場する爆撃機が貴重とのことで、そっち方面も楽しめる。
客船が沈んでからの、全滅ラストがすさまじい。
軍が撮影に協力すると、アットホームな楽しい軍隊になりがちで、それはこの映画でも例外ではない。
ただ、古くて汚い飛行機や車を、文句も言わずに運転してるという状況がなんか好もしくてたまらない。
彩プロが買い付けてくる有象無象の戦争映画の中でも、これは超当たりかと思う。
面白かった!
mh

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