なやら

トリコロール/青の愛のなやらのレビュー・感想・評価

トリコロール/青の愛(1993年製作の映画)
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確かに画面は綺麗だけど、愛とかナントカに感じ入る感受性がない時点でもう自分にはムリな映画だったかも。主人公がクソ金持ちなくせにわざわざ安アパート借りる展開がまず癪だし、そこで静かに内省と傷心に浸るわたし、みたいな心性に映画がスンナリ寄り添っちゃってる感じが辛抱たまらん。しかもその安アパートの物置でネズミ(の親子)を見た途端錯乱して帰れなくなっちゃう、ってナメてるっしょ? じゃあ初めからボロアパート借りんな。ホテルに住め。
中盤ビノシュが家の外壁に拳を擦り付け、拳を血だらけにしながら歩く決めシーンがあるが、撮る方も撮られる方もひたすら酔っててキツい。ウットリ出来ません。
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