トリコロール/青の愛の作品情報・感想・評価・動画配信

「トリコロール/青の愛」に投稿された感想・評価

<概説>

夫と娘を事故で亡くした女は、夫に向けた愛を否応なく追想していく。作曲家だった彼が遺した最後の楽曲は、誰の愛によって完成されるのか。ポーランドの巨匠の遺作となった『トリコロール』三部作第一弾。

<感想>

コリント人への第一の手紙第13節は『愛のむきだし』で知ったのですが、あちらでは本当に一般教養知識なのですね。あまりに印象的な句が囁かれた途端にもしやと飛び起きました。

愛は寛容であり、愛は情深い。
また、ねたむことをしない。
愛は高ぶらない。誇らない。

ううんなるほど。尊ばれるのも納得の名句。

愛は不滅であり、信仰と希望に先立つという希望。

なんと壮大で心に染みるのでしょう。

ただこれはそんな壮大な話ではなくて、いっそ私小説のようなミクロの心情風景を描いていた気がするのですが。締めがそういった風ですと、自分の作品読解が間違っていた気がしてきます。

実際には聖典の理想的人間像を描こうとしたのかな。

ほら。先の文言に続いて「すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える」という句がありましたから。これはそのまま主人公の人間像のようです。

でも、やはり日本人には、なかなか解釈が難しい作品です。
かなり好き。演技以外のすべてが仰々しい映画。
最初の自動車事故のところが一番いい。
フランス映画を観た!!という気持ちになった。あの場面転換の音楽は何事!?
砂糖のシーンは確かによかった。
十字架とか妊婦とかはちょっとあざといような気がしたがコンセプト的に仕方ないのか?
昔白の愛を見たことがあったので、裁判所のシーンで、あ!となり、ジュリーデルピーにもバッチリ気づいた。
H

Hの感想・評価

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ジュリエット・ピノシュの名前をやっと覚えた
エスプレッソに角砂糖を浸すシーンの印象が強かった。確かに音楽は美しくて印象的なんだけど楽譜と連動してしてるのちょっと安易な感じも
中学生の時観たけど、ジュリエット・ビノシュに惚れ惚れした記憶がある。
(そして私の母に似ている(自慢)

内容は正直覚えていないし、トリコロールのうち赤の愛だけ観てないことは覚えている。
タコス

タコスの感想・評価

4.4
「最後に残るのは 信仰と希望と愛
この3つの中で 最も尊いものは"愛"」
愛の呪縛(記憶)からの自由(再生)をテーマに描いた作品ですが、主人公の引くほどの寛容さに少々困惑。
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自由,作曲家,協奏曲,娼婦.
Megumi

Megumiの感想・評価

4.0
捨てることは自由になることではない。
愛がなければ人は無に等しい。
最後に流れてくる歌がすべて。
娘と夫を失った女性が、過去に自分が愛したものたちと向き合っていく物語。

ジュリエット・ビノシュが美しすぎて、彼女を眺めるだけでも幸せな時間。
miku

mikuの感想・評価

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過去の愛からの自由。作曲家であった夫と幼い娘を交通事故で喪い、母は年老いて娘のことを認識できない。彼女のそばにあった愛はすべて失われ、知り合いのいないパリで一人暮らし。いつも行く青いプールと、いつもの、アフォガード。どこにいても頭のなかで壮大に鳴り響く交響曲。これは夫との記憶から呼び起こされているのか、はたまた元から彼女が作り出した音楽だったのか。いずれにせよ、彼女の喪失感が交響曲として昇華され、そして訪れるカタルシス。それはそれは美しい曲だけれど、それが完成するより前にジュリーはとっくに立ち直っているようにも見えるのです。
Yuto

Yutoの感想・評価

3.5
非常にフランス的だった。こういう割り切った人間関係ができるの、さっぱりと生きていて素敵だなと思う
Marisa

Marisaの感想・評価

4.6
自分を愛してる男性よりも砂糖にコーヒー染み込ませるのに夢中。

お葬式で流れてた音楽、実際にキエシロフスキーのお葬式でも流れてたからあのシーン見返すと辛くなるとインタビューでジュリエットが語ってた。
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