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トリコロール/青の愛のmiのレビュー・感想・評価

トリコロール/青の愛(1993年製作の映画)
4.0
キェシロフスキー作品初鑑賞。
とにかくライティングが神がかっている。
青にちなんだライティングが特徴的。

フィルターをいれて画面全体を青くしたり、プールの空間全体を青くしたりととんでもない拘り。
また、影の使い方も素晴らしく、ジュリエットビノシュの顔半分にかかる影で、その美しさが増幅される。

アングルの構成も独特。
冒頭事故から目覚めた時、ジュリエットビノシュの眼球の黒目に医者の姿が映ったり、
スプーンに映ったり。

とはいえ、劇中でかかる音楽が大仰すぎて好みではないのと、ストーリーも夫の浮気相手の登場ぐらいまでは面白く観ていたが終盤は正直飽きてきていた。

映像を楽しむ映画。

あと、ネズミの赤ちゃんはだいぶ気持ち悪い。
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