モンテ・クリスト伯のオーウェンのレビュー・感想・評価

「巌窟王」という本の名こそ知れど、内容は見たことなかったのですが中々の出来。

復讐を基にと思いきや司祭やら愛やら色んな要素が絡んでいて、モンテ・クリストとしての復讐の重みが感じられないのは少々残念。

しかし牢屋での見事な脱出と生きていこうとする希望を与える、リチャード・ハリスのガンダルフ級の教えにニヤリ。
ジム・カヴィーゼルとガイ・ピアースも好演。
しかし16年経ったわりにガイ・ピアースは顔も髪型も変わらず(笑)

これでもう少しラストの剣戟が盛り上がれば文句はなかった。