このレビューはネタバレを含みます
アンジェリーナと呼ぶべきか、ジョリーと言うべきか、アンジーでいいのか分からないけれども、彼女の悲痛な演技に魅せられっぱなし。
アップが多く顔のパーツも大きいのに、おし黙った眼つき、声のかすれ具合、口角ひとつで全部表現。
あんなにウルウルされるとこっちまで泣いてまうやろーと思ってたら、夜のお仕事の人との関係のとこで案の定涙腺崩壊。
1920年代〜30年代のアメリカンファッションってかっこいいな。帽子が似合う。
それにしても腐りきった警察の黒い力は怖すぎる。
「責任」放棄の話から始まり、一縷の「希望」で締めくくる。
一貫して家族愛や人間の善悪とかがテーマなんだろうけど、過度なことなく青白い炎のようなイーストウッド節が今作も炸裂。
さりげなくピアノ曲とかもイカしてるです!