1933年末に発覚した実際の事件に基づいています。
主人公のスタビスキーは、銀行、新聞社、劇場などを所有する財界の詐欺師でした。
この事件は、当時の内閣が総辞職する等、政界をも巻き込んだ大騒動になったそうです。
なーんていうことを予習しておけば、もっとわかりやすかったでしょう。
でも、そもそも誰が誰か顔で判別できない人が何人かいたので、やっぱりわからなかったかも。
それに、何の組織でどういう仕事をしている人なのかもわかりづらかったです。
同じ1933年に当地フランスに亡命してきたトロツキーが登場します。これも意味不明でした。