30年代フランス🇫🇷で実際起こった汚職事件が題材、スタビスキー演じるベルモンド豪勢に金を、警察、財界、政界の要人にばら撒句、犯罪作品には、うってつけの名演技。過去と現在を行き来する撮影を得意とするア…
>>続きを読むアラン・レネ監督『薔薇のスタビスキー』(1973)
嘘によって纏われた金と権力の儚さー
アラン・レネの突飛な編集が健在で、未来の映像が突然差し込まれる→後に解釈できる、という構造に目眩すら催す。…
政財界の大物と深い繋がりを持つ実業家スタビスキー。
大胆不敵にも偽公債を発行している事が発覚し、止むを得ずスイスへ逃亡を図る。
1930年代、フランスで起きたスタビスキー事件を扱った作品。
多くの謎…
アラン・レネの初期の難解さは消え、分かりやすくもあるが決して単調ではない複雑な構成。
政界財界を巻き込んだ稀代の詐欺師を産んだ時代の背景をトロツキーとパラレルで重ねつつ、詐欺師の人生を舞台芸術とし…
絵力はあるけど話の退屈さを補えるほどではないよなぁ、と思いながら観てたら後半、本格的に聴聞会のシーンが始まってから一気に面白くなった。
とはいえベルモンドは全然アクションしないしトロツキーのエピソ…
面白すぎて後半ずっと泣いてた。
とある大詐欺師の栄枯盛衰の物語。
結末までの流れが本当に素晴らしい。
彼の顛末が、まるで紙を折り続けるように印象的に反復される。
「結末」を支点として折りたた…
レネでしたね。左脳フル回転で作られている感じがした。半分ぐらいまできたところで話についていけなくなって、最初のところから1.5倍速再生で見直した。
時系列バラバラで、未来で言ってることが映像の合間…