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薔薇のスタビスキーのBoschのレビュー・感想・評価

薔薇のスタビスキー(1973年製作の映画)
3.0
スタビスキーという闇の権力者、才能あるビジネスマン、稀代の詐欺師の姿を描く。

前半は退屈で無駄なシーンも多いが、中盤以降は話のテンポが良くなってドラマも盛り上がる。

様々な波紋を起こした事件らしいから、もっとキャラを整理して事件の全容を包括的に描けば、ずっと面白くなったはず。
実話だからとしても、同時代のトロツキーの亡命などと話を絡める必要がなく、かえって散漫な印象となった。

ベルモンドには何となく当てはまらない役だったが、この頃のA・デュプレーは美しい。
驚いたのはG・ドパルデューがスリムな青年で端役出演していた。この頃から俳優をしてたんだなぁ。
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