ししまる

第9地区のししまるのレビュー・感想・評価

第9地区(2009年製作の映画)
2.8
◼️概要
2009年米豪南アのSF。ヨハネスブルク上空に巨大宇宙船が現われ、南アフリカ政府がエイリアンたちを難民として受け入れてから二十数年後。地上にはエイリアンが住む第9地区が作られたがスラム化し、超国家機関MNUはエイリアンたちを新たな難民キャンプに強制移住させようとするが、立ち退き交渉責任者に抜擢されたヴィカスは謎の液体を浴び身体に異変が起きる。
◼️メモ
ニール・ブロムカンプ監督の自作SF短編映画「アライブ・イン・ヨハネスブルグ」(Alive in Joburg)を長編化。製作費3000万ドルに対し世界興行収入2億1082万ドル。ストーリーには舞台となった南アフリカでかつて行われていたアパルトヘイト政策が反映されている。第82回アカデミー賞作品賞、脚色賞、編集賞、視覚効果賞の4部門にノミネート。
2021年にニールは続編「District 10」の脚本執筆に取り組んでいるとTwitterで発表したが、製作は棚上げになっている。
◼️感想
エイリアンものとしてはストーリーが斬新で映像もよくできている。がアパルトヘイトが背景にあると知って見ると、いろいろ考察してしまい入り込めない。主人公にもいまいち共感できず、ちょっと中途半端。
✳️再鑑賞(①2010/8)
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