1982年。南アフリカ上空に突如UFOが飛来。政府は不気味な容姿をした異星人を難民として受け入れるが、2010年、彼らの特別居住区「第9地区」はスラム化し、難民のさらなる人口増加を懸念し、超国家機関MNUは難民を「第10地区」に移動させる計画を立て…というストーリー。
エイリアン👽と人間🧑の共存という、斬新なプロットにぐいぐ引き込まれる。
襲ってこないエイリアンを、人間たちは難民扱いし、明らかに下に見てるけど、建前では人間と同等に扱ってるかのように、立ち退きに一軒一軒サイン🖋をもらってまわる。(いうこと聞かないやつには、好物のキャットフード🥫をあげる)
これって、暗に人種差別、移民難民問題を指しているのは明らか。
そんな中、謎の黒い液体を浴び、エイリアン化するヴィカス。
普通なら即死か、即エイリアンとなりそうなところ、まず左手🤚だけがエイリアン化し、じわじわとエイリアン化が進む半魚人ならぬ半エイリアン人という設定。
ドキュメンタリータッチで進むので、どことなくリアルに感じられる。
果たしてヴィカスは人間に戻れるのか⁉️
ヴィカスとエイリアンの友情と約束は❓
どんな未来を迎えるのか、観た者に委ねるラストも良かった。
エイリアンと人間の共存について考えてみたくなる作品。