なんて美しい映画…。
ピロスマニがこれまで描いてきた作品と、まさにそれが目の前に広がる映像の再現度が素晴らしい。
ジョージアの美しい風景や、伝統的な祭りや儀式と音楽、そしてちょっと不思議な感じに虜になってしまった。
私は本来、こういうのが一番好きだったって気付かされた。
「街の真ん中に大きな木の家を建てましょう。集まってサモワールを囲み、茶を飲み、芸術を語りましょう」
ただそれだけが彼の望みだったのだろうね。
様々なものに向けられたピロスマニの優しい眼差しは彼の描く動物に投影されているし、祖国への愛が詰まってるように感じる。
鞄に自画像描いてるのかわいい。
白牛と黒牛の絵を私も飾りたい。
婚礼の儀がとても興味深かった。
あのポリフォニーをいつまでも聴いていたい。
コーカサスへの想いが募るばかり。
ピロスマニの絵を死ぬまでに一度は観てみたいなぁ。
とりあえず画集を買おう。