このレビューはネタバレを含みます
良くも悪くも抑揚のないほのぼのとした甘酸っぱい青春ドラマ。だからか後半は少しだれてしまった。
120分は長いかも…
ただ小中合わせて7人しか居ない様な辺鄙な田舎の魅力は存分に感じることができました。
子供達のみで海に行くシーンはお気に入り。
地元の山で感じたゴウゴウという音が修学旅行先の東京でも聞けたという部分に、単に都会は悪くて田舎は良いという一元論に走っていない感じがして好感が持てましたが大沢くんがどういう紆余曲折を経て田舎にとどまる決意をしたのかが彼の心情に触れる描写が少なかったためよくわからなかったのが残念でした。