Toshiko

007/ゴールデンアイのToshikoのレビュー・感想・評価

007/ゴールデンアイ(1995年製作の映画)
3.2
邦題「007/ゴールデンアイ」原題同じく”007/Golden Eye”、1995年、アメリカ、イギリス。
ピアース・ブロスナン、格好いい。顔も好き。何もかもよどみがない。でも好みかといえばそうではない。なぜだろう。
映画がずいぶん洗練されてきたという印象。ストーリー、アクション。このあたりからCGが進化しているのだろうが、絶対ムリなアクションが満載。バイクに乗っていて崖から落ちながらヘリコプターに飛び移るとか。ジェンダー的にも、Mがジュディ・デンチになったのは大きいかもしれない。
ドロンジョみたいな人が出てきてウケる。ファムケ・ヤンセン扮するオナトップ。撃ったり殺したりするたびにいちいち恍惚とするのが面白い。
ボンドガール、ナターリア役のイザベラ・スコルプコは、ロシアのコンピューター技師として働いていて、基地が破壊されて生き残る。この人なら生き残るよねっていう美貌である。
でも、通して観て、どういうわけか私には響かなかった007だった。いろいろな演出がすでにどこかで見たような気がするからなのか、それはこれが23年前の作品だからなのか、わたしが捻くれてるからなのか、もう判別がつかないが。
テーマはティナ・ターナー "Golden Eye".
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