ひで

新・猿の惑星のひでのネタバレレビュー・内容・結末

新・猿の惑星(1971年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

前回の地球滅亡からどうやって繋げるのか気になってたけど、今度は現代に猿たちがやってくるのか!

これまでの3作ともテーマや表現方法が変わって面白い。シリーズ物の場合、後半になるにつれて奇をてらったようなストーリーになりがちだけど、個人的にはそれを感じない作り。


現代にやってきたのは、これまでの作品で人間に優しくしてくれたジーラとコーネリアス

この二匹はいい猿やから絶対いじめんといて!!!と思いながら見てても、次第にすれ違っていく光景は見ててつらかった...

けどねー、人間の行動もわかるんよね!知能の高い猿が増えてくると絶対何かをきっかけに争いになるもんな。種族保存と倫理の間で揺さぶられる作品。相反するので何が正しいとは絶対に言えない。。

犬や猫が疫病でいなくなり、猿を買い始めて家事を手伝わせた結果知能が向上したってエピソード、なかなかリアル。


「なんでもいずれだ。汚染防止もいずれ。人口抑制もいずれ。核戦争廃止もいずれ。皆のんきすぎる。世界の残り時間は少ない。誰も心配しない。」
ひで

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