アラン・パーカー監督のデビュー作となった、ちびっ子ギャングミュージカル。
♪"You give a little love and it all comes back to you, you're gonna be remembered for the things that you say and do."♪
こんなにも終始ニコニコ温かい目で鑑賞できるギャング映画は初めてだ。禁酒法時代のニューヨークを舞台にしたクラッシックなギャング映画を、オールキャスト16歳以下の子役でお送りするといコンセプトが見事。ビシッとキメた服装と、子供らしいあどけなさのアンバランス感が堪らなかった。パイまみれになったキャストが総出演するラストシーンは、控えめに言って最高。
車が足漕ぎ車であったり、銃撃戦がパイ投げ合戦であったりと、子供版アレンジがどれもかわいくてホッコリ。
『タクシードライバー』と同じ1976年の作品。14歳のジョディ・フォスターが、潜り酒場のトップダンサー役で異彩を放っている。あどけないけど、ちょっぴりセクシー。
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