主人公が人殺すことに抵抗あるのか、ないのか、そこが曖昧なんだよな。。。なので、後半でジャン・レノ演じる「掃除人」が出てきてその残虐なやり口に抵抗するところがあるが、そこがスッと入ってきにくい部分がある。
とはいえ、元凶悪強盗犯が政府によって殺し屋として育てられる、っていうコンセプト自体はむっちゃおもしろいし、それだけでこの映画は「勝ってる」から、なんでもいいんだけどね。
普通の人だったら「あり得ないから」で敬遠してしまうであろう無茶なコンセプトを強引に作りあげてしまうリュック・ベッソンて、つくづく偉大だと思うの。