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てんやわんやのfocenokanom0928のレビュー・感想・評価

てんやわんや(1950年製作の映画)
3.6
毎日新聞に掲載された(1948-1949年)獅子文六による同名小説が原作。

宇和島市を題材にした愛媛県南予地方の方言をそのまま会話に使用しているため、少々言葉の聞きづらさがある。

この地方特有の「牛の突き合い」(闘牛)、「牛鬼」(お祭りの練り物)岩松川の大うなぎ(愛媛県の天然記念物)とっぽ話(ホラ話)など小説の内容が演出として使用されている。

佐野周二の生真面目そうな雰囲気と淡路千景の天真爛漫さ。
淡路千景は本作が映画デビュー作。
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