淡島千景映画デビュー作観る
東京の生活に疲れ休職中の犬
丸。故郷に帰ると社長に話す
が頼み事あるから自分の故郷
四国に行ってくれと頼まれ
監督 渋谷実
優柔不断な佐野周二と同僚で社長の愛人
ら…
現代から観ると、東京人も田舎の人もあまり変わらないように見えてしまうな。
どちらにしても根拠のない因習か欲得に縛られているという。
あ、でもこれって現代人も同じか。やってることは今も変わらないとい…
松竹大船調の喜劇に、淡島千景(デビュー作)の都会的センスが絶妙に加味された渋谷実監督らしいシニカルなブラックコメディ。会社の屋上で伸びやかに日光浴するビキニ姿の淡島千景の登場は、自由を謳歌する女性の…
>>続きを読む戦後5年のビルの屋上、ビキニ姿で日光浴する女。
淡島千景の鮮烈すぎる映画デビュー作。これではスターになるのも当然というもんだ。
冴えない佐野周二に押しかけ女房しちゃうのもかわいいが、佐野周二側の煮え…
甚だ生意気なことを言いますが、渋谷実は「#もっと評価されるべき」名匠だと思う。今、松竹大船関係の本を読んでる影響をモロに受けているせいかもしれないし、単に相性が合うだけのことかもしれないけれど。そし…
>>続きを読む1950年製作
つまり、戦後わずか5年で撮られた作品。
現代では考えも及ばない因習の数々。
登場人物の歯のない老人たちは、とても役者とは思えない。。。
時代背景を想像しながら観るとブッ飛ばされる。
…
戦後5年しか経っていない日本。まだマッカーサーがいた時代に作られたこの作品をどう捉えるべきか人それぞれだろう。
何と75年前の制作だから時代劇と言えなくもなく戦後日本の文化や風俗も反映されているのか…
1950年公開。我が心の故郷 宇和島が舞台の人情喜劇。ワケあって東京から愛媛へ飛ばされたサラリーマンの主人公と、癖が強過ぎる地元民とのあれやこれやのドタバタを描く。
本作の魅力は先ず、進歩的で奔放な…
松竹株式会社