南果歩かわゆす〜。無邪気さ残る成人女性ってのが森崎ヒロイン感あってかわゆす〜
商店街の心温まる人情喜劇かと思いきや、若者が次々と商店街から離れていく悲劇の連続!それでもシニカルな笑いは忘れない精神に救われる。シーツに置かれた遺言状を看護師のおばちゃんたちが気付かずに捨てるところなんて切ないのに、新喜劇ばりのコントに見えて思わず笑ってしまう。
原田芳雄に慰められ、雨上がりに大地康雄とダンスをする小倉久寛にも泣かされる。今の自分では中年になってからできた友人の貴重さは計り知れないが、踊り狂うくらい嬉しくなるものなのだろう。
「悲しい色やね」が沁みる。