歴史上のスパルタ、テルモピュライの戦いを元に、かなりアレンジを加えたザックスナイダー節ファンタジーアクションムキムキパンツアニキ映画。
色のない世界に光とブルームを多様に取り入れ、目立つ色はペルシア軍の過剰なまで金装飾と、スパルタ軍の赤いマントと血飛沫だけというなんとも不思議な映像美。
敵味方のかき分けがこれでもかってくらいキッパリと別れていて、その対比がみていて面白い。
クセルクセス王がオネエっぽく見えるのは気のせいかな……。
ファランクスの陣系おもしろいな。すごくデモンズソウルを彷彿とさせる……いや、まぁこれが元ネタだから当たり前だけど。
期待していた戦闘はやはり、かなりパワフルに描かれており、スローモーを取り入れながらヒラヒラと赤いマントをなびかせて、敵を赤子の手を捻るが如く蹴散らして行く様はまさに圧巻。
一騎当千の戦士とはこのことか。
史実とはかなり異なるから歴史物としては見れないとは思うけど、一アクション映画としては大興奮大満足、最後まであっという間でした。