加瀬亮さんが雑誌SWITCHで影響を受けたものを挙げていて本作はその1つだったためずっと観てみたいと思っていたのですが、少なくとも自分の行動圏内ではレンタルでの取り扱いがなく、TVでの放映でやっと観られました
テーマも断片的にショットが写真になっている手法も先鋭的でガス・ヴァン・サント監督がこんなに尖ったこともしていたんだなと意外に思いました
リヴァー・フェニックスの夭逝は自責とはいえもったいないと思いますが太くて濃い人生だったのだろうなと思いました
『Baby Driver』でもそうだったのですが、フリーが出てくるとその存在感にどきっとしました
"両親がいて犬を飼っている"ような"普通の家庭"が良かった、という話をマイク(リヴァー・フェニックス)がするものの、スコット(キアヌ・リーヴス)は賛同しないシーンがありますが、マイクの"普通の家庭"の定義に個人的には共感しました
