とうがらし

めぐり逢う朝のとうがらしのレビュー・感想・評価

めぐり逢う朝(1991年製作の映画)
3.8
妻に先立たれたヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)奏者。
小屋を作り一人閉じこもることに。
宮廷は彼の演奏を聴いて、宮廷音楽家として招くが彼はこれを拒否。
一人の青年が彼に教わろうと訪れる。
それも彼は断ろうとするが、青年の即興を聴き、生徒として受け入れるのだが…という話。

常に付きまとう死の影。
その中で、音楽とは何かを、音を奏でながら対話する。
ナレーションが多いのは残念だがそれを差し引いても余りある魅力。
全てのカットが絵画のように美しい文芸映画だった。
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