大好き宮廷音楽家のお話し。
絵画の如く、美しい映画でした
赤い上着を着た、若いマレ役が、美しいギョーム・ドパルデュー。
「そろそろ終わりだ。別れよう。
別の世界で生きたくなった
人生とは残酷なも…
『セリ•ノワール』1本で魅了されたアラン•コルノー監督。
↑とは全く違う世界観ながら痺れました。
17世紀後半のバロック時代、フランスで活動した作曲家でヴィオール(チェロに似た弦が7本の楽器)奏者…
絵が静かで美しいです。キャラクターも魅力的。観客がいない場所で真剣に演奏する姿に胸を打たれます。
ラストの画は蝋燭の光のみで画面の情報量は最小限、サウンドもちょっとした物音のみで音楽を求める2人の真…
アラン・コルノーの「インド夜想曲」の次の作品だが、立派な作品で驚いた。この後の、メルヴィル「ギャング」のリメイク、「マルセイユの決着」で、やはりコルノーは「真夜中の刑事」「メナース」だよな、と再確認…
>>続きを読む17世紀末から18世紀のフランス、ルイ14世の宮廷音楽家として実在したマラン・マレ( ジェラール・ドパルデュー)の回想から物語は始まる。
成功をおさめて宮廷楽団の指揮者となったマレは、若い頃にヴィ…
古楽器ヴィオールを初めて見ました。チェロとビオラとギターのハイブリッド感溢れる造形にやられました😆
そして甘美な旋律と、どこを切り取っても絵画、芸術論と至福の一時😊
17世紀フランス、バロック音…
何とも美しくて静謐な作品でした。
バロックの曲、音楽の真髄を求める音楽家の精神、当時と同じ光源で撮られた映像…すべてが美しいバランスで成り立ちます。
真の音楽家とは?を問う芸術全般に通じる話でした…