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ハンナとその姉妹の010101010101010のレビュー・感想・評価

ハンナとその姉妹(1986年製作の映画)
3.5
ウディ・アレンが描く世俗的な不倫というか色恋模様、いつも、観ていて「どーでもええわ。クッソくだらねぇ」って思うのだが、しかし最後には何とも言えない味わいを感じさせるので、な〜んか見てしまう。
ストーリーはまるっきりどうでもいいのだが、しかしそれがあるからこそ生まれる流れ、最終的に至るある種の境地、達観のようなもの。
個人的に、落語にも近いものも感じる。クッソくだらないものを聞いているうちに、しかし最後、なんとなく「でも、人間ってそう悪くもねぇよなぁ…」と感じさせられる。
それが私にとってのウディ・アレン。裏切らない。