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完全な遊戯のsのレビュー・感想・評価

完全な遊戯(1958年製作の映画)
3.5
いつぞやの芦川いづみ特集にて。小林旭とのキスシーンは言わずもがな、二人のデートが可愛すぎる。大学卒業間近の金持ちボンボン5人グループが車で街に繰り出し残り僅かなモラトリアムを謳歌する青春映画かと言えばそうではなく、完全な遊戯というタイトルの核心に迫る後半は辛い事が重なり急激に沈んでいく。電話ボックスでの自首。太陽族の破滅。人生は遊戯ではない。このきつい後半があるからこそ尚更あの遊園地のシーンが光輝くのだろう。二度と観たくない映画かも。
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