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チンチン55号ぶっ飛ばせ!出発進行のmitakosamaのレビュー・感想・評価

2.6
スカパーにて。松竹の55号の映画で人情コメディ。55号は東宝でも何本か作られているが個人的にあんまりハマんないんだよねー。
単純に昔の欽ちゃんって感じ良くない。欽ドン・欽どこ等でテレビをメインにしてお茶の間のスターになってからじゃファミリー向けになったが、映画に出ていたこの頃は寧ろ刺々しくて鼻につく感じがある。今で言うロンブー敦みたいな不快さがあるよ。

欽ちゃんが北海道から流れてきたフーテン。都電で喚き散らして迷惑をかけるが夜の街で身ぐるみ剥がされちゃう。
欽ちゃんが拾われた家には、都電で迷惑をかけた車掌の二郎さんが住んでいる。
母(沢村貞子)妹(ピンキー今陽子)・妹弟らに混じり居候になる欽ちゃんは二郎さんと衝突してばかり。

先ず居候の欽ちゃんが態度悪すぎる。二郎さん一人怒って他の家族は寛容だ。何故こんな不貞不貞しい奴を住まわせて皆で庇うのだ?

二郎さんは近所の娘(奈美悦子)と両思いだがプロポーズ出来ずにいる。他の兄弟の恋愛劇もあり欽ちゃんが口は悪くても尽力する…という展開。

ピンキーがキラーズを従えて歌うシーンが幾つか。皆川おさむと黒猫のタンゴも一緒に歌う。
しかしピンキーは歌が上手い。

当時は都電が上野も走っていたんだなぁと発見。
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