このレビューはネタバレを含みます
すばらしい!!!!どんな風にこの映画が終わるのか、最後まで気になって気になってしょうがなかった。
ベタかもしれないけど、ラストは『あなた最近幸せそうね』と問いかけて欲しかった。それか幸せの象徴的な、あの膝枕を二人でして欲しかった。
そしてみいるようにあの色彩を目に焼き付けた。家族で色を揃えたコーディネートが嫌味らしくてよかった。(秋の枯葉色リンクコーデ可愛かった)
ベッドシーン、静止画のカットで繋がれていて、やはり写真家らしい構図で素敵だった。肌と肌の交わりをいやらしくなく、あんなにお洒落に撮れるのはセンスの賜物だ…。
よくヌードは芸術だとかなんだとか言ったおじさんたちがたくさんいたが、アニエス・ヴァルダこそアートだよ!!!!!!
本当にみてよかった。こういう作品大好き。夢見がちじゃない、現実をシニカルに捉えていて、それでいて細部にまで監督のセンスが反映されている。