ろじょ

UDONのろじょのネタバレレビュー・内容・結末

UDON(2006年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

面白かった!

邦画のこーゆー、空気感というか静かな画面なのに急にアニメ始まったり盛大な音楽になったりコメディ全振りして良い話にする、色んな要素詰め込みましたみたいな面白さが本当に大好き
この空気感は他の邦画でもみられて、時代ならではなのか、日本の映画だからなのか?何なんだろ。休みの日の昼下がりのような。いつも不思議なんだよなあ。

森崎でとるやないか!!から始まる豪華すぎて一々テンション上がる俳優陣だった
金比羅さんとか、見たことある!ってシーンで追って聖地巡礼みたいになって楽しかった
骨つきどりまた食べたいわな
うどん食べたくなる

死んだお父さんが夜中に現れてこうすけの隣に座るとこ、うちの父を思い出して泣けた。こんな足でこんな背中でこんな座り方してたよな

こうすけが打ったうどんを給食として子供たちに振る舞った時も、またお父さんが現れて笑ってありがとうって消えていくとこ泣けた。
弔いだったわけだよなあ、私は何にもしてあげられなんだ。





話の後半の筋がスッといっていないような気がして。
すごいよかったけど先代のお父さんのうどんを一、二カ月で大体でも再現できるのがなんか引っかかってしまった。息子だし研究を重ねた結果なのもわかるのだけどでも、みたいな。
ろじょ

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