佐々木

死者との結婚の佐々木のレビュー・感想・評価

死者との結婚(1960年製作の映画)
5.0
もうちょいで、傑作やった。いやまあほぼ傑作。冒頭から本題への導入の仕方がとんでもなく素晴らしい。後半、元カレがまたとことん最低なのが物語を上げ、小山明子の犯罪を助けようとする渡辺文雄と東山千栄子親子が泣ける。最後は小山明子が渡辺文雄によって撃ち殺されるんじゃないかという不安と若干の期待を持った。そんな下司な男根主義の俺の遥か上で監督の高橋治は女性の主体的な人生について寄り添っている。
佐々木

佐々木