上野

いつかの君への上野のネタバレレビュー・内容・結末

いつかの君へ(2007年製作の映画)
2.4

このレビューはネタバレを含みます

2007年の作品であることを思うとベタなのは仕方ない。
終盤までは展開の早さとハヤセの惚れっぽさが気になるぐらいだったが、ラストがよくわからず超駄作に。

ベロベロでサラリーマンにぶつかった後に、サラリーマンがギャグしたの謎だったな。
写真撮り合いっこして一緒に食事しただけの距離感で、彼氏でもないのに留学の話に超落ち込んでるハヤセウケる。人工呼吸されたのもめっちゃ引きずってたし。実際異性愛者を自認してた人間がこんなにすっと同性への恋愛感情を受け入れられるものなんだろうか。
気が付いたらハヤセの彼女フェードアウトして、ノボルとベッドにいたのめっちゃびっくりした。事を済ませるのが早い。


大オチ。
リュウは既に死んでおり、ハヤセが接してきたリュウはノボルだったわけだが…。カツラを取ったらハヤセの人格に戻っていたので「リュウの死を受け入れられないノボルがリュウの人格を演じている」のだと思ったら、朝チュン後にリュウの人格が「(キスをして)兄貴のよりいいだろ?」「ようやく(兄貴を)預けられる奴が見つかった」などと発言しており混乱。ショックから来た二重人格ってこと?それともリュウの魂がノボルに入ったってオカルト??
そもそもノボルが家に帰って来た時に、リュウと一緒にいた女は誰なんだよ。「ノボルくん違うの」みたいなことを言ってたから、ノボルの彼女を寝取ったんだと解釈したけど流石にちゃんと説明してほしい。

マジでラスト急に全てがぶっとんでついていけなくなってしまった。
そこまでがめちゃくちゃいいとかでもないので特に見る必要もない。
ハヤシライスを作るノボルを撮るハヤセのシーンとか、リュウに背負われて「ノボルと同じ匂いがする」とか言ってるシーンは微笑ましかったかな。でも本当にそれぐらい。
上野

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