AKI

オーロラの彼方へのAKIのレビュー・感想・評価

オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)
3.8
清々しい…実に健康的な映画。

ニューヨークでオーロラが観測された日に、何故か30年前に事故で亡くなった父親と時を超えて無線で話せるようになる。

1969年を生きる父親と1999年を生きる息子が無線でつながる。
それは父親の命日の前日に起きた奇跡。
息子は話している相手が30年前の父親であることを確信すると、明日、事故で死んでしまうことを父親に告げる。それを避けるよう訴える息子。父親は死ぬことを避けられるのか?がはじめのお題。その件を皮切りに、タイムパラドックスお約束の「歴史が変わった問題」に突入。刑事となった息子が追っている未解決事件と深く関わることとなる。

心温まる、湯たんぽ映画と思いきや、ハラハラドキドキのサスペンスも味わえる1粒で2度おいしいやつでした。
そして、家族っていいな!タバコは怖いな!と思う映画でもあります。

ラスト、ハーレー乗ってるシーンは意味ありげだったけど、はて?
それが謎でした。そんな伏線あったかな。
AKI

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