29球Agent

オーロラの彼方への29球Agentのレビュー・感想・評価

オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)
3.5
「オールウエイズ」の親子バージョンみたいなもんかと思ってたら大間違い。
SF・サスペンス・ファンタジーの美味しいところを寄せ集めて肉付けした感動ドラマだった。
それにまさか、こんなにハラハラドキドキするとは思わなかった。
まさにアイデアの勝利だと思います。

面白いのは人間が時空を移動するんじゃなくて、無線を介した声が行き来できる点。
すぐ騙される私は「声ならありえるかもっ」ってそこで納得してしまうんですね。
また、過去を変えようとする者は目的を達する前に超自然的な力によって排除されるパターンがありがちなんだけど、この映画では超自然的な力は大人しく手を出しません。
そのため感動的なドラマを生む下地が出来ました。
特に脚本がめっちゃ素晴らしい。

まぁ、ややこしいことは置いといて、素直に素晴らしい作品って言えます。
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