ワイン好き

インサイダーのワイン好きのレビュー・感想・評価

インサイダー(1999年製作の映画)
4.6
「Well, with tortious interference, the greater the truth, the greater the damage.」 (真実であればあるほど会社の損害も大きい)

めちゃめちゃ面白かった。
20世紀末、ニコチンに中毒性があると世間に認識されていなかった時代。タバコ産業の幹部たちはニコチンの中毒性を認識しながら「中毒性はない」の一点張り。

そんな中、会社の利益より正義のために内部告発を行った元タバコ会社の幹部(クビにされた)とそれを報道しようと奔走するジャーナリストの事実をもとにした物語。

世論、守秘義務、圧力、真実と金、ファクトチェック、ジャーナリズム。SNSなんかなくテレビが圧倒的な拡散力を持っていた時代。自分だったら会社に楯突いてでもそんなことができるかな?