フォレスト・ガンプ／一期一会のアキオのネタバレレビュー・内容・結末

真っ直ぐな想いは人を変える。トム・ハンクス演じるフォレスト･ガンプが自分の身の上話を通りすがりの人に話す回想映画。冒頭でお察しやけど、フォレストは世間的に見たらやべえ奴。おツムが弱い実直な彼はとてもピュア。冗談が通じない。それでも彼は割と幸運だと思う。理想のアメリカ人っぽい生活出来てるし、そんな彼を認めてくれる人もいるから。彼の評価すべきところは終始偏見なく人と接しているところ。黒人だからとか、足がないからとか、そんなの見てない。あくまで1人の人として接している。誰しも偏見って持ってしまうものだけど、目の前の人間ときちんと向き合って接して行きたいものだ。
でも、何故か周りの人間が不幸になってくのは笑うしかない。特にジェニーがやばい方向に行き過ぎ。幼女のジェニーはぐうかわなのに成長してからが酷い。こじらせて地雷になっちゃった。残念過ぎる。でもここがキーだと思う。理想のアメリカ人像を過ごしてきたフォレストとの対比。現実はジェニーなのかな。それでも世界線が違うからと言って拒み続けるのはどうなのかなとは思う。
てか、ダン中尉イケメン。
全体的に登場人物の人物像が好きじゃないし、話が出来すぎてるけど、まとまったストーリーになのが良作の所以なのかな。伏線の回収が美しいからそこは好きでした。アメリカのカルチャーが分かるともっと楽しいのかも。ネイティブじゃないので分かりません。